不登校の子のための自己肯定感を育むテニスプライベートレッスン

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不登校で自信をなくしていたり、挫折を感じている、やる気が出ない、という悩みには、運動・スポーツを継続することで、朝起きられなかったり夜ふかしする生活習慣を整え、自己肯定感が育まれて好転していくかもしれません。自身の経験を元に不登校で悩む方のために、誰かの期待に応えて出すやる気や周囲との比較で身につけた自信ではなく、運動を通して自己肯定感を育み、本来の自分を信じ、挫折すらも笑い飛ばす体験に変えていきましょう。

比べられ、傷ついた体験

私自身は不登校になった経験はありませんが、幼少期からの経験からいま現在でも人間関係に課題を抱えている部分があり、きっといま不登校で悩んでいるみなさんも似たような体験をしているのではないかな、と感じています。

 

私が通っていた学校は、世間的にひじょうに評価の高く、名の通った学校でした。ですので、そこに通うご家族はその学校に通うことをとても誇りに感じており、世間からどのように見られるか、という視点を持っていらっしゃる方たちでした。

 

それは同時に、子どもたちの中にも、常に人から見られていて、ちゃんとしないといけない、立派でないといけない、というプレッシャーを皆が持っていたのだと思います。そのためお互いに対して優位に立つことで自信を保ち、その鬱屈とした感情を吐き出しているような人間関係が構築されていました。

 

特に子供時代は、運動か勉強ができたり、容姿が端麗であれば、そのクラスの中で優位に立つことができます。しかし私は、運動も勉強も大してできず、メガネをかけ、走れば遅いし、勉強の成績も悪いし、というかたちで、クラスの中で優位に立てることがなかったため、挫折感を強く感じていました。

 

一方、その学校から一歩外に出ると、世間的にはとても名高い学校なので、「あの学校に通っているのね」「立派ね」と評価され、プライドと根拠のない自信だけが育っていきました。

 

そんな集団の中にいたので、周りから相手にされなかったり、むげに扱われる体験や挫折感があり、つらい時期もありました。
当時は世間体もあり、ちゃんとしなければならないという一心で不登校にはならずに学校には通っていましたが、少し違っていたら不登校になっていたと思います。

 

いまの体験が力に

そのような体験をきちんと向き合うことなくやり過ごしてきたので、人間関係の課題が今になって生じてきています。

 

自分はダメだ、できない人間だ、そして、きちんとした、できる人間でありたい、かっこよくありたい、そして人に対して優位に立ちたいという想いを強く持ったまま大人になってしまいました。

 

その結果、人との人間関係を築く際に、無意識のうちに間違いを指摘したり、優位に立とうとするので、周囲を怒らせてしまったり、かっこつけて強がってしまうことで弱みを見せられずに自分がどんどん困る状況に陥ったりして、人間関係が壊れていく事態が起きています。

 

ですので、もし今不登校で悩んでいる方がいて、なんで自分だけ、と挫折感を感じて悩んでいる方がいるとしたら、その悩みはあなただけではない、ということ、そして、今不登校になっていて、その悩みと向き合っていることは決して無駄にはならないから大丈夫だし、むしろ今その悩みや挫折感を無意識に閉じ込めずに向き合っていることは何十年後に必ず良い方向に向かわせている、ということをお伝えしたいと思います。

 

幼少期に自己肯定感を育むことの大切さ

このような自分の体験を通して、幼少期にだめな自分やできていない部分もひっくるめて、自分を肯定する体験をすることの大切さを私は実感しています。

 

いわゆる「自信」というと、競争の中で努力し、勝つことで得られるものというイメージがあると思います。しかし優位に立つことで、一時的に自信は得られるけれども、それはあくまで一時的なものです。
といいますのも、この「自信」は、何かと比べて優位に立っている自分を信じているので、「比べるものの見方」をしていると、常に比べ続けてしまうので、努力して優位に立ったときは自信を持てたとしても、また上と比べてしまうので、終わりがなく、いつまで経っても自信にはなりません。

 

幼少期に特に大切だと思うのは、周囲と比べて身につける自信ではなく、できていてもできていなくても大丈夫、というそのままの自分を受け入れる自己肯定感を育む経験が大切になります。

 

幼少期からのテニス体験

 

幼少期からテニスを競技として続けてきましたが、その競技の中でも、幼少期からの体験が強く影響していました。
常に周囲と比べるので、自信がなく、かっこつけようとするので、見せかけの部分だけを虚飾して練習に取り組むので、なかなか上達しませんでした。
また教えていただくコーチも、当たり前のことですが、競技なのでランキングや試合の結果を重視し、ミスを指摘して改善するような指導でした。
ですが、なかなかそれでは上達せず、競技選手としても成果が出ませんでした。

 

そんな私が変化し始めたのは、周囲と比較することをやめ、ただテニスを探求することに没頭していった体験を経てからでした。
自分の欠点を嘆いたり、勝ち負けに気持ちを奪われたり、自信のなさに不安を覚えるのではなく、ただどうやったらテニスをうまくできるか、ということだけに焦点を向けていく経験が、結果としてテニスを上達させ、自信を得ることができました。

 

 

自己肯定感を育むテニスプライベートレッスン

もしも、いま不登校で、やる気がでない、うつっぽい、自信がない、挫折感を感じている、という方がいらっしゃるとしたら、周囲と比較したり、結果を気にしながら取り組むのではなく、自分ができないことも否定されない、安心な環境で、ただ没頭して何かに打ち込む時間が大切だと私は思っています。

 

そのような時間こそが、不登校という体験を乗り越えて前を向いて歩いていくための力を養う時間になると考えています。

 

当初、レッスンを始めたときには、特に不登校の子を対象としてレッスンをしていたわけではないのですが、色々なご縁が重なり、不登校で悩む方からの問い合わせをいただいたりすることを通して、レッスンを通じて悩むご家族に対して何か力になれることがあるのではないか、と思い、不登校の子がテニスレッスンを通じて自己肯定感を育むサポートができたら、という想いでいます。

 

生活習慣を整える

不登校になると、時間の制限がないため、外出せずに、朝起きられなかったり、夜更かしをしたりして、生活習慣が崩れていきがちです。

 

ただ、朝起きられなかったり、夜更かしをしたりして、生活習慣が崩れていくと、ますます学校に行きにくくなってしまいます。

 

しかし、どれだけ親が口頭で、朝起きるように、夜更かしをしないように、と言っても、なかなか聞いてもくれない年頃でもあると思います。

 

そのように、不登校で、朝起きられなかったり、夜更かしで悩む方に対してお勧めしたいのが、運動をして、気を発散すること、そして日中に体を動かすことで、夜は自然に眠くなるようにペースを作り、生活習慣を整えことです。

 

そのために、運動やスポーツの習慣づけをすることで、生活習慣が育まれていきます。

 

運動で発散

不登校になると、部活だけ参加するというわけにもいかないので、外出もせずになかなか運動する機会がなくなっていく場合もあると思います。習い事に通っていたとしても、集団で行う場合は、そこでの人間関係や、不登校であるということを引け目に感じてしまい、習い事への外出がおっくうになってしまうこともあるかもしれません。

 

そのようにして運動やスポーツをする機会が減っていってしまうと、気分も落ちてうつっぽくなったり、やる気が落ちてしまってはいませんでしょうか?

 

やる気が落ちていたり、うつっぽかったりする状態に対して、運動やスポーツをすることで、精神的に良い影響を与える、という研究結果も出ています。

運動前後の精神的変化とストレス応答物質の関連
うつ・不安にかかわる脳内神経活動と運動による抗うつ・抗不安効果
運動トレーニングが心身の健康へ及ぼす影響

 

生涯スポーツとしてのテニス

テニスには、生涯スポーツとしての側面があります。
激しい運動は若いうちしかできなかったり、集団で行うスポーツは人数が揃わないとできなかったりして、機会に恵まれないとスポーツをするチャンスを逸してしまいます。
一方でテニスは、小さい子供から老人までが親しむことができるスポーツであり、またゴルフのように郊外まで行かずとも、近場で手軽に楽しむことができます。

 

また、将来、大学や会社にもし入ったときには、グループの中に必ずテニスをしたことがある方がいるでしょう。そこからコミュニケーションが生まれ、人間関係も育むことができます。

まだ吸収が早いうちに、テニスができるようになることで、将来豊かな人間関係を育む礎にもなってきます。

 

初心者からでも

プライベートレッスンで行うので、周りの人と比べることなくはじめられます。

グループのレッスンだと、周りの人の上達度が気になったり、比べてしまったりしてしまうことがあるかもしれません。

しかしマンツーマンのプライベートレッスンで行うので、周りと比べることもなく、自分のペースで進めることが可能です。

また、道具のレンタルも可能なので、まずは試してみることも可能です。

【プライベートレッスンの概要】

プライベートレッスン実施場所:横浜市内のテニスコート
※現在スケジュールの関係でご指定のコートまでお伺いすることがかなり難しくなっておりますため、原則としてこちらの指定したコートでのレッスンとさせていただきます。

料金:1万2千円(税抜、1時間あたり、コート代別途)開催場所:ハローテニスクラブ(神奈川県横浜市神奈川区羽沢町1242)(屋外、オムニコート)

 

【お問い合わせ】

以下のフォームからお問い合わせいただくか、下記記載のメールアドレス、または03-4455-4770(平日10時-17時)までご連絡ください。

       

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