大坂なおみのようなサーブを打ちたい?ギア紹介
今年2018年のWTAプレミア大会 、インディアンウェルズで初優勝を飾った大坂なおみ選手。4大大会グランドスラムの一つ格下大会とは言え、世界トップランクの選手が集まるこの大会で優勝したのは日本人女子では初めての事。得意の200kmを超える高速サーブやパワーフォアハンドで、シャラポバやハレプ等のトップ選手を破った大坂なおみが使用しているテニスギアを紹介したいと思います。
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ラケット
大坂なおみの高速サーブを生み出すラケットはヨネックスのEZONE DR 98。人気モデルのEZONEはストリングスの縦横の長さを均等にする事で振動や反発が安定。さらにアイソメトリック形状の為通常の円形ラケットよりも7%スウィートスポットが大きくなっています。
バランスポイントは310mm/688mm(全体)ですので、ラケットのトップは比較的軽く感じるかもしれません。一般的にトップライトなラケットは振りぬき易く疲れにくいというメリットがありますが、ラケットが回ってこない分ある程度自分のパワーを頼らないと力強いサーブやストロークは打てないというデメリットもあります。
また、トップヘビーな他のラケットに比べるとこのEZONE DR98は手の感覚を使った細かい操作が可能なため、サーブを左右に打ち分ける際に有利と言えます。また、大坂なおみのあれだけのパワーをコントロールできているのもこのラケットがあってこそではないでしょうか。
ストリング
大坂なおみはストリングス契約もヨネックスです。経糸にPOLYTOUR PRO 125を使用し、横糸はREXIS 130を使用しています。ラケットメーカーとして実力がある大手ヨネックスですが、実はストリングスも力を入れています。 大坂選手が経糸で使っているPOLYTOUR PRO 125は、元世界ランク1位の女王マルチナ・ヒンギスも愛用しており、多くのトッププロ選手が使用しています。また、2014年には世界的なストリングス評価サイト、「ストリングフォーラム 」のポリエステル部門でストリングス・オブ・ザイヤーを獲得している高性能ガットです。コントロール性が高く、心地よい打球感、また5角形断面形状によりトップスピンがかかりやすい特徴でプロからも愛されているストリングスです。
シューズ
パワーテニスが代名詞となっている大坂なおみですが、じっくり彼女のプレーを見るとフットワークが軽く、相当足が速い事に気付くはずです。そんな大阪の2018年シーズンを支えるのはアディダスの「Adizero Ubersonic 3.0」特にライト・ピンク色のカラーコーディネーションが大坂にぴったりです。
陸王のような軽さはありませんが、アッパー素材はストレッチメッシュを使用し、大切なソール部分に関してはスプリントフレーム構造により踵の位置をがっちりキープし、スムーズな体重移動を可能にします。オールコートに対応し耐久性のある素晴らしいシューズです。
大坂のテニス・フットワークを見ていると、ジョコビッチやフェデラー等のトッププレーヤーと共通する素晴らしい点があります。
それが足の入れ方、滑り方、それと止まり方です。
日本の一般的なテニスコートはオムニコートが多いので、打った後にザザーっと滑るのは皆さん慣れていると思います。最近は少なくなってしまいましたがクレーコートも同じように滑るフットワークが重要です。
ハードコートでこのフットワークをするのは初心者や一般の中級のプレーヤーには結構無理がありますし、足を怪我する原因になりますので全くお勧めしません。ですが、足の入れ方次第で多少の「滑り」を生み出すことが可能です。
ここで上記3コート全てにおいて重要なのが「しゃがまない=腰を折らない」事です。
常に頭を両足の真ん中にキープし短いボールも遠いボールも正確にコントロールしているのが最近のトッププロに共通する技術のようです。数年前から大坂はこれをしっかり行っており、振られたときに全くバランスが崩れません。
大事な試合のポイントの中で滑りたい時に滑り、止まりたい時に止まり、打つときにはバランスよく固定できるシューズ。
今年のアディダスはその大坂をしっかりサポートしています。
ウェア
カラフルな彩りでコートを魅了する大坂のウェアもアディダス。2018年の今年は全豪オープンとインディアンウェルズ(WTAプレミア大会)で、ライト・ブルーと蛍光イエローを組み合わせた明るいイメージの組み合わせでした。オレンジのバイザーにオレンジ?(ライト・ピンクですが)のシューズを合わせるというオシャレな大坂。 マイアミオープンでは黒と赤を基調にした新ウェアでイメージチェンジ。ここで真っ白なアディダスのシューズを取り入れています。 5月から始まるヨーロッパのクレーコートシーズン前にまた新モデルが出ると思いますがそれも楽しみです。
最近はどのブランドも共通して圧着性の高いウェアを出しています。体にフィットする感があり、ボディーラインがクッキリと見えますので人によっては好き嫌いがあると思います。ひと昔(20年前)のテニススター選手は男子はダボダボシャツに、女子も襟付きポロにスコートなんてのが主流でした。生地が汗を吸い込み3ゲーム目にはシャツが体にべったりくっ付いていました。いつの間にか技術は進歩し、アディダスは特に着ている人はお分かりだと思いますが、フィット感があるのに汗をかいても全くべたつかない。しかもデザインがオシャレで好印象。良いウェアを着ている人はテニスも上手く見えますね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
ライジングスターと呼ばれた大坂なおみは、既にトップ選手を倒しインディアンウェルズ優勝。今年はグランドスラム優勝も可能性が出て着ています。 ますます注目度が挙がる大坂のようなプレーをするには、彼女がもつ素晴らしいテニスギアから入ってみるのも上手くなるポイントの一つかもしれませんね。
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